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    日光山内において、仏教施設と神社との境目は非常に曖昧だ。神社の中に寺があったり、寺院が神社っぽかったり。それは神仏習合のなごりだが、別にご利益があるならどっちでも拝めば良いじゃん、という日本らしい感覚は好きだ。

    普段は神社では御朱印をもらわない私だが、日光ではもらった。そしてそれは平均的な神社の御朱印のスタイルより、寺院的だった。
    今回は日光山内にある寺社の御朱印をデジタル化した。

    1.輪王寺

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    五大尊と書いてあります。硯(すずり)から墨汁をきらず、ダイレクトに筆を走らせた書体は極太でほぼ梵字。書いてもらったときあまりにも読めないもんだから、なんて書いてあるんですか?って聞いて、五大尊はわかったものの、その他も日付以外全部読めないことに気づいた。
    輪王寺の三仏堂には高さ8mの千手観音、阿弥陀如来、馬頭観音がお堂の中にいます。

    2.輪王寺大猷院

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    文字は大猷院。
    徳川家光の霊廟。夜叉門、皇嘉門、など竜宮城のような技巧を凝らしたつくりは、東照宮には及ばずとも違った良さがあります。
    全体的にカラフルで、夜叉門にいる阿跋摩羅(あばうまら)、烏摩勤伽(うまろきゃ)、毘陀羅(びだら)鍵陀羅(鍵陀羅)はぞれぞれ緑、青、赤、白だ。他にも雷神、風神、持国天、広目天、密迹金剛(みっしゃくこんごう)、那羅延金剛(ならえんこんごう)など珍しい像がもりだくさん。

    3.薬師堂(東照宮)

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    鳴き龍。
    ここは東照宮の中にある寺。
    本尊は薬師瑠璃光如来という仏様で秘仏。にも関わらず御朱印は鳴龍。
    あの有名な鳴き龍が天井に控えているので、御朱印は薬師瑠璃光如来でも薬師堂でもなく鳴き龍。でも良いじゃないか。それが一番人気なんだから。

    4.二荒山神社

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    この神社は普通の神社です。
    輪投げやルーレット、釣りなどの要素を取り入れたアトラクション(おみくじや占い)がある。
    字の可読度もまさに神社の御朱印といったところ。

    5.東照宮

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    徳川家康(東照大権現)を祀った神社。
    ご存知の通り、猿、猫、龍、象などの彫刻多数。
    字は日光東照宮だが書体は一般的な神社のそれよりもいくぶん独創性がある。
    個人的にはこの御朱印を見ていると、『本当はもっとお寺みたいに奇抜な筆づかいをしたいんだけど、うちは神社だからこれくらいにしておかないとねー。』という神主さんの心の声が聞こえてくる気がした。

    まとめ

    神社で御朱印をもらったのは3年ぶり2度目。
    日光に行けば仏や神の厳密な棲み分けはない。おばちゃんたちは寺でパンパン手を叩いていた。
    細かいことは気にしない。ありがたければそれで良いじゃないか。